当社に興味を持っていただき大変うれしく思います。

「戦後米軍が持ち込んだプレハブ冷蔵庫を国内で生産できないか？」
この問いに応えるべく、当社の事業はスタートしました。

冷蔵庫の多くが、おが屑やコルク片を断熱材とし、まるで手作り家具のような造りだった当時、研究を重ね、1961年にプレハブ冷蔵庫の第1号が発売されました。工業製品に発展させたことは、日本の食の安全や流通に大きく貢献。ゼロからのスタートを切った先輩方の創意工夫と情熱には頭が下がる思いです。

この新しいことへ挑戦する気持ち、チームワークは現在においても引き継がれています。

日軽パネルシステムは“人々の豊かな暮らしといきいきとした地球のために”をビジョンに掲げており、業界に先駆けて断熱材のノンフロン化を実現しました。これも、挑戦する気持ちとチームワークがなければ実現できなかったでしょう。

国内のありとあらゆる空間創りを我々が担っている今、国外においても、これまで培った技術やノウハウを、海外の方の豊かな暮らしと幸せに貢献すべく、若い力が活躍しています。

お客様の先にあるもの。それは皆様を含むすべての“人々の豊かな暮らしといきいきとした地球”そのものです。

今この時も大切ですが、30年後にはどんな社会が待っているのでしょう？
皆様がまさしく会社のかじ取りをする時代に向けて、現在も社員一丸となって明るい未来を実現すべく日々考え行動しています。

チームや仲間を大切にし、同じ目標に向かって挑戦し続けることは何事にも代えがたい経験となるはずです。私自身、お客様からの感謝の言葉をいただいた時のことは鮮明に覚えています。

皆様にも、ぜひ一緒にこのような経験をしていただきたいと思っています。

皆様にお会いできることを楽しみにしております。

企画管理部長柳本 利夫