ケーススタディ

断熱パネルの低温空間と結露

高い断熱性能により、冷蔵庫・冷凍庫の室内気温を一定に保つことができる断熱パネル。
目地にコーキング処理を施すことで、気密性を高め、より効率的な冷却を実現します。

優れた断熱性能は室内の温度を保持するために重要ですが、それだけに室内外の温度差がはっきりと現れることもあります。
温度差により発生する現象こそが「結露」です。

どんな時に結露は起こる?

仮に、断熱パネルで構成された庫内温度マイナス20℃のプレハブ冷凍庫と、室内空調を切った夜間に庫外が30℃になる環境があるとしましょう。
断熱パネルの性能を活かし、庫内温度をマイナス20℃に保持している一方で、室外の気温は30度に。
その結果、室内外の温度差が50℃まで広がることになります。
このような温度差が発生しやすい環境では、庫外側に発生する結露に注意が必要です。

庫内外の温度差だけでなく湿度が高い環境・風通しの悪い環境も結露が発生することがあります。
結露はカビの原因にもなり、様々な衛生的リスクも増大してしまいます。

日軽パネルシステムが考える結露対策とは

断熱パネルで構成された空間における結露の対策として、第一に重要なことは計画段階から結露の発生リスクを減らすこと、
つまり庫内外の温度差を考慮した設計を行うことです。
断熱パネルについて知り尽くした専門家の意見を取り入れながら、結露が発生しにくい空間を構築することが大切です。

日軽パネルシステムができること

当社は豊富な経験を有する設計担当者が多数在籍しています。
庫内外の温度・湿度がどれくらいになるのかを設計前に綿密に確認することで、パネルの厚みや扉、換気口の設置位置まで、それぞれの環境に合わせたオーダーメイドの空間設計を可能にしています。


また、当社は日本各地に18拠点の営業拠点を展開し、全国を網羅したネットワークを有しています。
それぞれの地域に駐在しているスタッフならではの目線で、各地の特徴をとらえた空間設計を実現します。

お困りごとに応える取り組み

当社では他にも、専門家を交えた無料セミナーを開催するなど、
経験豊富な設計担当社がいる日軽パネルシステムだからこその目線で、
結露をはじめとしたお困りごとに応えるべく様々な形で情報発信をしています。


断熱パネルを採用した空間創りをご検討の際は、ぜひ当社までお問い合わせください。