お問合わせ

  1. 日軽パネルシステム
  2. お知らせ
  3. 断熱パネル事業、東南アジア地域に進出

2011年05月11日

日本軽金属株式会社
日軽パネルシステム株式会社

断熱パネル事業、東南アジア地域に進出
~新工場建設ならびに現地法人設立に関するお知らせ~

日本軽金属株式会社(社長:石山喬、東京都品川区)の100%子会社である日軽パネルシステム株式会社(社長:室伏好郎、東京都品川区、以下 日軽パネル)は、今後の成長が期待できる東南アジア地域へ事業進出することを決定し、タイにおける工場建設ならびにベトナム現地法人設立を行いますので下記のとおりお知らせします。

1.東南アジア地域進出の目的と内容

日軽パネルは冷蔵庫・冷凍庫用断熱パネルやクリーンルーム用内装パネルの分野において約半世紀の業歴を持ち、設計・製造・施工を一貫して行うことによって、国内のトップシェアを有しています。

日軽パネルの断熱パネル製品は、農・漁業向けの冷凍冷蔵庫をはじめとして、食品加工場、低温流通倉庫、厨房、一般小売店など、食品のコールドチェーンには欠かせない存在として広く使用されています。また、クリーンルーム用パネルとしては、半導体、液晶パネル、精密機械製造など、国内の主要な製造業において、よりクリーンな環境を提供することにより、日本のモノづくりを支えています。

日軽パネルではこれまで、東南アジア地域を中心とした海外案件に関しては、日本国内で製造した製品を輸出して対応してまいりました。一方で、既に東南アジア地域に進出されている日系の建設業、設備工事業、ユーザーである食品加工業や製造業等のお客様からは、設計・製造・施工において現地で日本国内と同等の品質を安定した納期で提供するよう要望を頂いております。

こうした各方面からのご要望にお応えするため、日本軽金属グループのタイ現地法人がアマタナコン工業団地内に所有している工場用地に、2012年7月の生産販売開始を目標として新工場を建設します。

また、タイ以外での東南アジア地域での販売活動を目的に、ベトナムの現地法人としてニッケイ・パネルシステム・ベトナム・カンパニーリミテッド(仮)を設立し、断熱パネル製品の販売と同時に、日本国内工場及びタイ新工場で使用する材料調達を目的とした国際調達機能を持たせる予定です。

2.タイ新工場の概要

(1) 工場所在地 タイ国チョンブリ県アマタナコン工業団地
(2) 敷地面積 約10,000m2(内、工場棟 約3,000m2
(3) 生産品目 断熱パネルおよび関連製品ほか
(4) 設備投資金額 2億タイバーツ(約6.2億円)
(5) 生産販売開始時期 2012年7月

3.ベトナム現地法人の概要

(1) 会社名(仮) ニッケイ・パネルシステム・ベトナム・カンパニーリミテッド
(2) 資本金 120億ベトナムドン(約50百万円、日軽パネル100%出資)
(3) 所在地 ホーチミン市
(4) 取扱製品 断熱パネルおよび関連製品の販売・輸出入ほか
(5) 事業開始時期 2011年10月

日軽パネルでは、日本国内で培った高い設計・製造・施工力を東南アジア地域でご提供することにより、現地パネルメーカーとの圧倒的な差別化を図り、現地のお客様のご要望にきめ細かに応えることができるメーカーを目指します。
また、日本軽金属グループでは今後も東南アジアを中心とする海外展開を積極的に進めるとともに、業界No.1ビジネスの更なる強化に努めてまいります。

以上

<ご参考>

断熱パネルの食品加工場への施工例(天井パネル、壁面パネル、ドア)

本件に関するお問い合わせ先

日本軽金属株式会社 広報・IR室 TEL:03-5461-9333
日軽パネルシステム株式会社 海外事業室 TEL:03-5461-8530