ケーススタディ

【外壁 施工例】意匠性と心地良さを両立した木造建築への採用

当社の下関工場内に2024年4月に建設された福利厚生棟ではウォルダンを採用しています。
今回は、快適な空間を実現するためのこだわりポイントについて、下関工場長へのインタビュー形式でご紹介します。

経緯

2024年4月、当社下関工場に第二工場を新たに増設しました。
この工場建設に伴い、新たな仲間の採用も開始しましたが、工場の食堂だけでは従業員が快適に過ごせるスペースに限界がありました。
そこで70人が集まれる福利厚生棟を新たに建設しました。

こだわりポイント1:日軽パネルシステムらしさを表現

通常は横張りが一般的なウォルダンですが、当社の断熱パネルは縦向きに施工することから、これをイメージしてウォルダンも縦張りで施工しました。
また、表面材の色はホワイトと深みのあるグレーを採用しました。
ホワイトは当社断熱パネルの標準色であるホワイトグレーをイメージしています。
グレーは生産の本拠地である滋賀工場が所在する滋賀県長浜市の象徴的な黒壁をイメージしています。
これにより滋賀工場と色調を合わせることで統一感を持たせました。

黒壁をイメージした滋賀工場テックラボ内装
下関工場 福利厚生棟

こだわりポイント2:快適空間をつくる木造とウォルダンの組み合わせ

福利厚生棟は昼食の場だけでなく、グループミーティングや外部講師を招いての講座など幅広く活用しています。
通常外壁材は鉄骨造の建物に貼り付けますが、木の温かみを感じられるつくりになるよう、木造を採用しました。
木造建築でのウォルダンの採用は、本物件が初の試みでした。
外壁材の持つ断熱性や防火性などの機能についても考慮し、必要な機能はしっかりと備えました。
福利厚生棟は、職場の生産性と従業員の快適さを両立させる場となることでしょう。

福利厚生棟の内装

大規模から中小規模まで柔軟に対応

当社の外壁材ウォルダンは、大規模工場だけでなく、中規模物件にも柔軟に対応可能です。
一般的な横張り構造はもちろん、縦張り施工にも対応しており、鉄筋構造を中心に、木造建築への採用も可能です。
豊富なカラーを取り揃え、標準色だけでなくお客様のご要望に応じたカラーをご提案します。

多様なニーズに応える柔軟性とデザイン性を兼ね備えた当社の外壁材を、ぜひご検討ください。

〇福利厚生棟 概要

外壁材製品名

断熱ウォルダンFN35(ガルバリウム鋼板サンドイッチパネル)

製品詳細はこちら

表面材色

ガングレー

厚み

35㎜

特徴

防火構造・準耐火構造(ロ準耐二号)、不燃認定

延床面積

約223㎡

建物構造

木造平屋建て

  • カラーラインナップの詳細は担当者にお問い合わせください

〇前回の記事を見る

次回は、ウォルダンの施工の流れについて掲載予定です。