ケーススタディ

独自のクリーンルーム設計:断熱パネル×システム天井の3つの特長

精密機器の製造などに欠かせない、高い清浄度のクリーンルーム。
当社ではパネル工法のメリットを保ちながら、独自のシステム天井を開発することで、高い清浄度を保つ垂直層流方式に対応したクリーンルーム構築を可能にしました。

お客様のニーズにお応えすべく独自の設計思想で誕生したシステム天井は、先駆者としての歴史と実績が、今も清潔で安全な空間づくりを支えています。
今回はそんな当社のクリーンルームについて、3つのポイントをご紹介します。

パネル工法とシステム天井

米国連邦規格(Fed.Std.209E)におけるクラス1000以下のクリーンルームでは、高い清浄度が求められます。
垂直層流方式では、天井面にHEPAフィルター、床面にアクセスフロアを設置することで清浄度を維持することができます。

当社は、FFU(ファンフィルターユニット)を設置する場所を柔軟に決められる、耐久性に優れたシステム天井と、高い清掃性を誇る断熱パネルの組み合わせによるソリューションを提供しています。

ポイント1:気密性を高める独自構造

当社独自の取り組みとして、システム天井を吊り下げる際に、パネル天井へボルトを貫通させない構造を開発しました。

パネルに穴を開けることなく施工が可能となり、クリーンルームに不可欠な気密性を保持します。
これにより、粉塵の侵入を防ぎ、より高い清浄度を確保することができます。

ポイント2:耐震性のある安心安全空間の実現

高い耐震性も当社の大きな強みです。
システム天井自体が耐震性能を備え、2016年の熊本地震ではシステム天井の崩落ゼロを実現しました。

さらに、耐震性を高めるブレースを独自の設計で開発。特定天井に対応したパネル天井用耐震ブレースなど、さまざまな空間に合わせた地震対策を講じてきました。
これらの取り組みは、安心・安全なクリーン環境を長期にわたり維持するための、当社ならではの技術力の証です。

ポイント3:柱のない空間

金属板でサンドイッチ一体成型されたパネルは高い強度を持ち、耐蝕性にも優れた構造材です。
柱のない空間を構築できるパネル工法の強みを生かし、柔軟な機器のレイアウトを実現します。

他にも、断熱パネルは帯電防止鋼板といったさまざまな表面材を選択できるだけでなく、スイッチの埋め込みなど、柔軟なご提案が可能です。

地元密着型のサポートで高品質な空間をご提供

当社では全国に広がるネットワークを生かして地元密着型のサポートを行っています。
10月には「第2回[九州]半導体産業展」に出展し、九州地区の皆様に向けたクリーンルームの展示を行いました。

九州地方には福岡県・鹿児島県に営業拠点があり、山口県下関市には下関工場がございます。

今後も地域に根差したサポート体制で、各地に合わせた高品質な空間を提供してまいります。
全国の営業拠点をはじめ、当HPのお問い合わせフォームにもお気軽にお問い合わせください。