ケーススタディ
半導体クリーンルームに求められる性能とパネル工法の強み
- 対応事例
半導体工場のクリーンルームには、高清浄環境の維持に加え、省エネルギー性やメンテナンス性、さらには地震発生時の事業継続を支える耐震性が求められます。
当社は九州半導体産業展において、こうしたニーズに応えるパネル工法によるクリーンルームソリューションとして、断熱パネル、独自のシステム天井、そしてリニューアルした耐震ブレース「NEQRES(ネクレス)」を展示しました。
今回は半導体クリーンルームに求められる性能とパネル工法の強みについてご紹介いたします。
半導体工場におけるパネル工法の強み
高気密・低発塵でクリーン環境を維持
当社の断熱パネルは表面材に鋼板を採用しており、粉塵の発生を抑制できるほか、吸湿性が低く清掃性にも優れています。
帯電防止鋼板など、ニーズに合わせた表面材のナインナップで、最適な組み合わせをご提案します。
また、パネル同士の嵌合部にコーキングを施すことで高い気密性能を確保し、クリーンルームに必要な陽圧環境の維持に貢献します。
このことから、半導体工場をはじめ、高度な清浄環境が求められる施設で広く採用されています。
優れた断熱性・メンテナンス性で生産環境づくりをサポート
断熱パネルはシンプルな構成で軽量ながら、優れた断熱性能を持ち、空調負荷の低減に貢献します。
24時間稼働する空調設備のエネルギー消費が大きい環境では、断熱性能の向上によるランニングコストの削減が期待できます。
また、天井裏からのメンテナンスが可能な歩行天井や埋め込み照明、設備変更への柔軟な対応など、運用面での利便性も大きな特長です。
高耐震で安定稼働を支える
半導体工場では、災害発生時でも生産への影響を最小限に抑えることが重要です。
生産中の製品や設備への影響や復旧までの時間的損失を防ぐため、クリーンルーム自体に高い耐震性が求められます。
日軽パネルシステムは、開発力を活かした耐震構造を構築することで、BCP対策に寄与します。
当社が業界に先駆けて展開してきた独自のシステム天井は、半導体工場向けクリーンルームに必要な高清浄環境を維持しながら、高い耐震性を実現しています。
ノウハウを活かしたフレーム構造により地震時の天井崩落リスクを低減し、設備や製品への影響を最小限に抑えることで、安定した生産環境を支えます。
また特定天井にも対応した耐震ブレース「NEQRES(ネクレス)」と組み合わせることで、半導体工場に求められるBCP対策や安定操業をより強力にサポートします。
九州半導体産業展で紹介したクリーンルームソリューション
当社は業界に先駆けてパネル工法とシステム天井を組み合わせた独自のクリーンルーム構造を展開してきました。
システム天井は、清浄度や設備条件に応じて最適なフレーム構成を選定できるため、それぞれのニーズに合わせた柔軟な設計が可能です。
また、ネクレスはパネル天井へ直接設置できるため、配管やダクトを避けた施工や既設の当社製パネル天井にも追加設置が可能です。
半導体工場をはじめ、高度な清浄環境が求められる施設では、求められる性能や運用条件も多様です。
当社は、パネル工法によるクリーンルーム、独自のシステム天井、ネクレス等の耐震ブレースを組み合わせ、お客様のニーズに寄り添った空間づくりを行っています。
開発・営業・設計・製造・工事が連携する一気通貫体制と、地域に根差したサポート体制により、計画段階から施工、運用まで継続的に支援しています。
今後もお客様ごとの課題に向き合い、安全で高品質なクリーンルーム環境の提供を通じて、半導体産業の安定した生産活動を支えてまいります。
