日本軽金属株式会社（社長：岡本　一郎、本社：東京都品川区）とその100％子会社である日軽パネルシステム株式会社（社長：昼間　弘康、本社：東京都品川区、以下日軽パネル）は、断熱パネル生産時に使用する発泡剤に世界で初めて(※2)HFOを使用することで、断熱パネルのノンフロン化を実現したことが評価され、「第18回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」（主催：日刊工業新聞社、後援：経済産業省／環境省、協力：日本冷媒・環境保全機構）において、「審査委員会特別賞」を受賞しました。

• HFO＝ハイドロ　フルオロ　オレフィン
• 注入発泡式金属サンドイッチパネルにおいては世界初。（日軽パネル調べ）

日軽パネルはこれまで、断熱パネル・断熱不燃パネルの生産時に代替フロンを使用していましたが、代替フロンは地球温暖化係数（GWP）が高いことから、新たな発泡剤を使用した製品の開発を続けてきました。その結果、地球温暖化係数が極めて低いHFOを使用する生産方法を確立し、2015年6月より断熱不燃パネルのラインナップをすべてHFOを使用したノンフロン製品に切り替えました。また、断熱パネルについても2015年度中を目標にノンフロン製品に切り替えることとしております。

日本軽金属グループでは、今回の受賞を契機に、今後も環境負荷の低い製品づくりに注力し、地球環境の保護と人々の暮らしの向上の両立に努めてまいります。

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