各位

日本軽金属株式会社（本社：東京都港区　代表取締役社長：岡本一郎）と日軽パネルシステム株式会社（本社：東京都港区　代表取締役社長：外池稔、以下：当社）は、当社の主要商品であるノンフロン断熱不燃パネルを生産している当社下関工場（山口県下関市）内に、増産を目的とした下関第二工場の建設投資を決定しました。建設投資の決定に伴い、日本軽金属株式会社、当社及び下関日軽株式会社（当社下関工場運営会社）は、山口県、下関市との５者による建設協定調印式を６月２日（金）に実施いたしました。総投資額は約25億円で、2024年度内の操業開始を予定しています。

当社のノンフロン断熱不燃パネルは高い断熱性能と不燃性能を持つポリイソシアヌレートフォーム（以下、ヌレート）を芯材に使用し、半導体クリーンルーム、冷凍倉庫や食品加工工場などの内装材として広く使われております。
日本国内においてデジタルトランスフォーメーションの加速により半導体産業は持続的な成長が見込まれ、クリーンルームの需要も高まると予想されます。また脱炭素社会の実現に向けた取り組みは世界規模で重要視されており、CO2削減の対策があらゆる産業で求められています。
このような社会の潮流を見極め、当社はハイレベルなクリーンルームの実現と断熱性能による空調エネルギーの消費量削減が期待できるノンフロン断熱不燃パネル増産の建設投資を決定しました。

（1） 事業所名：日軽パネルシステム株式会社 下関第二工場
（2） 所在地：山口県下関市木屋川２丁目１－２
（3） 生産商品：ノンフロン断熱不燃パネル
（4） 建設計画：2023年６月着工、2024年４月操業開始
（5） 投資額：約25億円

日軽パネルシステムは、「人々の豊かな暮らしといきいきとした地球のために」をミッションステートメントに掲げ、断熱不燃パネルを通して半導体産業の技術革新と脱炭素社会への取り組みに貢献します。