ケーススタディ

【比較ガイド】外壁材の塗装を選ぶポイントと違い

外壁パネル「ウォルダン」には、フッ素樹脂塗装とポリエステル樹脂塗装の2種類があります。

外壁パネルをご検討中のお客様から、よく次のような質問をいただきます。
「フッ素塗装とポリエステル塗装、どう違うの?」
「同じ色名でも色味が少し違うのはなぜ?」
今回はその違いに加え、そもそも塗料とは何でできているのかという基本も含めて、丁寧にご紹介します。

そもそも「塗料」とは何でできているの?

塗料は次の4つの成分でできています。
1.樹脂(塗膜のベース)
2.顔料(色の粉)
3.溶剤(液状にして塗りやすくする)
4.添加剤(性能を安定させるもの)
この中で“塗料の性質”を大きく左右するのが 樹脂 です。

外壁でよく使われる「フッ素塗装」「ポリエステル塗装」という呼び方は、樹脂の種類の違いなのです。
・フッ素樹脂:紫外線に強く、壊れにくい
・ポリエステル樹脂:扱いやすく、コストを抑えられる
どちらも、樹脂に顔料を混ぜ、液状に調整することで“塗れる塗料”になります。

フッ素樹脂塗装とは?

長期間、外観を美しく保ちたい方に

フッ素樹脂塗装(PVDF 系など)は、紫外線・雨・風に非常に強く、色あせしにくい塗装です。
外壁の美しさを長く保てるため、商業施設など外観の維持を重視する建物にも広く採用されています。
【メリット】
・色あせやチョーキング(表面が粉っぽくなる現象)が起きにくい
・長期間きれいな状態を保つ
・海沿いなど過酷な環境にも強い

【注意点】
・初期コストはやや高め
・ポリエステル塗装と比べ、同じ色名でもわずかに色味が変わることがある(樹脂の光反射の違いによるもの)

向いている建物

・海沿いの建物
・強い日射を受ける外壁
・長期間メンテナンスをあまりしたくない建物
・商業施設・公共建築など外観維持が重要な建物

  • 製品保証(赤錆、穴あき)は海岸線から500m以遠の建物が対象

ポリエステル樹脂塗装とは?

コストと性能のバランスが良いスタンダード塗装

ポリエステル樹脂塗装は、住宅から倉庫まで幅広く使われる標準的な塗装です。
扱いやすく、コストを抑えられるため、多くのプロジェクトで採用されています。

【メリット】
・初期費用を抑えやすい
・色、質感の種類が豊富
・一般的な環境であれば十分な耐候性

【注意点】
・フッ素に比べると、強い日射環境では色あせやすい
・海沿い、工場地帯などでは慎重な検討が必要

向いている建物

・住宅、倉庫など一般環境
・周囲に建物があり直射日光が少ない場所
・将来的な再塗装を前提とした建物

「同じ色名なのに、色味が少し違う?」の理由

フッ素とポリエステルでは、樹脂の性質(光の反射・顔料の定着の仕方)が異なるため、
同じ色名でもわずかに色味やツヤが違って見えることがあります。
これは不具合ではなく、塗料の構造上どうしても起こる自然な差です。
対策としては、発注前に実物サンプルをご確認いただくのが最も確実です。

フッ素塗装とポリエステル塗装の比較表

ウォルダンをご検討中のお客様へ

外壁は建物の印象を決める大切な部分です。
フッ素塗装/ポリエステル塗装にはそれぞれ長所があり、立地条件や建物の用途によって最適な選択が変わります。
ウォルダンでは、どちらの塗装でも高品質な仕上がりをご提供しています。
「どちらが良いか迷う」
「色味の違いが気になる」
という場合は、実物サンプルをお手元で比較していただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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